千葉市の大宮神社

福寿院の先を右手に入り、坂道を上り、しばらく進むと右手に「大宮神社」があります。大正15年2月の『千葉郡誌』には、

<千城村川戸字大宮戸に鎮座す。天鈿女命(あめのうずめのみこと)外二柱の神を祀る。社殿間口四尺、奥行四尺、境内百五坪あり。境内神社、天照皇太神、疱瘡神社、天武天皇の三社あり。氏子二十二戸。>

とあります。

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祭神の天鈿女命は、天の岩戸伝説で知られ、岩戸の前で神がかりして踊って天照大神を岩屋から誘い出した女神で、別名を大宮売命といいます(元々は別の神様だったが習合した)。

明治初年に村内の大六天宮・諏訪明神、川戸稲荷をこの大宮神社に合祀しました。