大多喜城の薬医門

県立大多喜高校の正門付近に県指定史跡の「薬医門」があります。

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この薬医門は、天保13年(1842)の火災後に建築された二の丸御殿の御門の一つであるといい、大多喜城内の建造物の数少ない遺構の一つです。

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明治4年(1871)の廃藩置県の際に城山水道の開鑿に功績のあった小高半左衛門に払い下げられ、大正15年(1926)に曾孫に当たる大多喜中学校第1回卒業生小高達也氏が当校に寄贈したといいます。