鎌ケ谷市内巡り(2) 旅籠屋「丸屋」

木下街道の鎌ヶ谷宿は、鎌ヶ谷大仏から延命寺までの区間で、街道沿いには問屋や旅籠などが立ち並んでいたといいます。

寛政12年(1800)の『鎌ヶ谷村明細帳』には旅籠が7軒あり、明治6年(1873)には4軒が営業していました。

この旅籠(宿屋)の中で、唯一残るのが「丸屋」の建物で、明治30年ころに建てられたものであるといいます。

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この建物を眺めていますと、何か江戸時代に逆戻りをし、2階の窓から行商人が顔を出すような錯覚を覚えました。