鎌ケ谷市内巡り(1) 鎌ヶ谷大仏

新京成の「鎌ヶ谷大仏駅」を降り、右手に向かうと、間もなく左側に市指定文化財の「鎌ヶ谷大仏」があります。

安永5年(1776)に鎌ヶ谷宿の大国屋の福田文左衛門が祖先を供養するため、江戸神田鋳物師多川主膳に鋳造させ、造立したものであるといいます。高さが1.8mの青銅製の釈迦如来座像です。

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写真などで見ますと、さぞ大きな大仏であろうと想像しますが、実際に目にしますと、それほど大きくは感じません。しかし、個人が造立したことを考えますと、鎌ヶ谷宿の盛時をうかがうことができます。