鴨川市内めぐり 弁天島

鴨川漁港を通り抜け、防波堤を進むと、右側に「鴨川松島」で最も大きな島がある。厳島神社が祀られている弁天島で、面積0.02平方キロ、周囲0.5キロである。

新しく建て替えられた橋を渡ると、厳島神社の赤い鳥居があり、その先に改修中の本殿がある。

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この神社は、広島の宮島を総本社とし、祭神は田心姫(たごりひめ)、端津姫(たぎつひめ)、市杵嶋姫(いちきしまひめ)の3女神(宗像三神)である。

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創建は平安時代に唐から戻った慈覚大師であるといい、癸巳(みずのとみ)の年の3月に60年に一度の大開帳、また、30年に一度、中開帳が行われる。その時は、浜から弁天島まで漁船が横に並び、船伝いに渡る儀式が行われる。

次の癸巳の大開帳は、平成25年(2013)に行われる。

 

オリジナル記事 2012年7月6日アップロード