鴨川市内めぐり 魚見塚展望台
魚見塚とは、漁師が魚群を探すためにここに登って見たという伝承がその由来であるという。
海抜110mの地点に位置し、頂上には長谷川昴氏が彫刻したシンボル女神像「暁風」が太平洋を見つめている。
この像の前で恋人同士が愛を誓いあい、その誓いの場に鍵を結ぶと幸せが未来まで続くといわれていることから、「誓いの丘」とも呼ばれている。
この魚見塚(うおみづか)について、5月4日の『千葉日報』には、
<鴨川を一望する絶景。太平洋のかなたを望む女神像の足元には、いくつもの南京錠がかけられ、恋人たちが交わした約束を大事に守っている。魚見塚展望台では市民が憩い、旅行者は感動を、恋人たちは未来を見出す>
と記されている。
昭和62年に整備されたが、昨年、外壁や床タイル、展望台までの登坂道などが改修され、夜間には2階デッキの床にちりばめられた蓄光タイルが淡い光を放ち、ムードを高めている。
シンボルのブロンズ製の女神像は6mで、柔らかい笑をたたえている。
この展望台からは、嶺岡山系の東側、反対側には太平洋の海原が美しく延びている。
しばし時を忘れて、「鴨川松島」に目を見張る。
そして、鴨川の市内に目を向ける。
そして、『千葉日報』には、
<太平洋の大海原、緑豊かな里山、自然が創り出した美しい海岸線が延びる。>
と記されている。